平和学習1 ~平和記念公園編~
2024年6月5日 16時47分昼食後は、平和記念公園に行きました。平和学習のガイドは、子供たちです。今日に向けて、各班ごとにスポットを決め、調べたことをみんなに説明しました。
原爆ドーム
始めは「大きい」とか「すごい」とか、見たままの通りに話していた子供たちですが、実際に原爆ドームの近くを通り、原爆による被害の大きさを知ると、表情が変わりました。写真を見ながら、もとの姿の違いが想像以上だと感じ、様々な思いを持ったことでしょう。
平和の鐘~原爆の子の像~平和の泉
平和の鐘は、様々な式典などで平和を願って鳴らされる鐘です。具体的に使われる式典を調べて、紹介してくれました。代表して、6人に鐘を鳴らしてもらいました。
原爆の子の像では、みんなが負った鶴を捧げ、追悼の意を込めて黙とうを捧げました。一人一人が平和への願いを込めて黙とうをしていました。
その横にある平和の泉は、被爆した際に水を求めていた人のために作られたものです。子供たちは事前の学習で、水を求めて苦しんだ人たちの気持ちがよく分かっています。班の人の紹介の意味がよく分かったことでしょう。
平和の灯~原爆死没者慰霊碑
核兵器の廃絶を目指して作られた平和の灯。核兵器が世界からなくなるまで、燃え続けます。いつまでも燃え続けることなく、早く核兵器のない世の中を願う気持ちを、みんなで改めて共有しました。
最後に、原爆死没者慰霊碑に行きました。慰霊碑に刻まれた言葉「安らかに眠ってください。過ちは繰り返しませぬから」の意味、噛みしめたことでしょう。これからの未来を担う子供たちに同じ過ちを繰り返さないよう、何事も平和に解決できるようにするという思いを強く持ってほしいと思います。